ふいに彼の家に立ち寄ると、
彼が知らない中国人の若い女性を膝の上に乗せていた。
逆上した私は、「あんた、私の彼に何してるの?」と、
ものすごい剣幕でその女性に掴みかかり
ついに彼の家から追い出した。。。
というのは、夢の中での出来事。
ふーっ。夢か。。。
それにしても、我ながらびっくりするような荒々しい行動だった。
夢がちょっと気になるので、ネットの夢占いサイトでキーワード検索してみた。
『恋人の浮気』
「あなたは恋人に不満をもっているため、このような夢を見ます。。。」
ぬぬぬ。。。
この回答に満足できなかったので他のサイトで検索してみる。
「あなたの恋人はあなたを深く愛していることを示しています。。。」
この回答ならOK。(← 単純)
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今日は、京都市美術館にルーブル美術館展を見に行ってきた。
美術館に到着してびっくり。
なんと、入口にはすごく長い行列ができていて
入館に50分かかるというのだ。
一瞬、出直そうかと思ったが、今日、京都市に出てきたのは
これが目的だったため、思い直して列に並ぶことに。
それにしても、暑かった。
外で待っている間、汗がだらだら流れた。
中に入っても、ロープが張り巡らされ、まだ列は続いていた。
中は逆に冷房がぎんぎんに効いていた。
並び始めて約1時間弱で、ようやく絵の陳列部分に入ってみたが
小作品しか来ていなかった。
小作品とは、サイズではなく、クオリティのこと。
そりゃあ、大作が来るわけはないけど、
もう少し見ごたえのある作品が来ているかと思っていた。
敢えて見るべき作品を挙げるとしたら、フェルメールの作品。
B5サイズくらいの小さな画面の中に、
女性がレース編みをしている姿が描かれている。
しかし、ほかのフェルメールの作品を実際見ている私にとっては
彼の作品の中で、必ずしもベストな作品ではないと思う。
ほかには、レンブラントの自画像。
レンブラントは多くの自画像を残しているが、
この作品は30代から40代くらいであろうか、
若き日のレンブラントが描かれている。
私は、ルーブル美術館に過去3回行っている。
パリに行くたび、ルーブルには必ず行くことにしている。
そして、ルーブルに行ったら必ず見る絵や彫刻がある。
サモトラケのニケとか、(ニケとは英語で発音するとナイキである。
かの世界的なメーカーはこの女神の名前を使っている。)
ダビンチの、いわゆるモナリザ(ジョコンダ)や聖母子と聖アンナ。
ドラクロワの民衆を率いる自由の女神とか。
ルーベンスの描いたマリー・ド・メディシスの生涯を描いた連作も好きである。
マリーはイタリアのメディチ家からフランスの王家に嫁いだ人で
この連作はとても大きな作品で構成されていて
大きな美術館の一部屋に、この連作が一面に掛っているのである。
とても華やかで見ごたえのある作品である。
今日のルーブル美術館展には、権力の絶頂にいるマリーを
他の画家が描いた作品が来ていて、じっくり眺めた。
ルーベンスの描いた神話的なアプローチの彼女と違って
彼女の表情は傲慢不遜な権力者の顔に描かれている。
ドレスにはフランス王室を示すユリの花柄が一面に刺繍されている。
もしかして、刺繍ではなくて、ユリの柄の織物なのかもしれない。
そして、指には30カラットくらいの巨大なダイヤモンドの指輪が輝いている。
ああ、やっぱり本物のルーブルに行きたいな。
そういえば、最後に行ったのはもう10年まえのことだ。
ああ、10年もフランスに行ってないのだな。。。
しみじみ。。。