イタリア映画“Ieri, Oggi, Domani”は、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが出てくる、オムニバス・コメディ映画です。このブログも昨日(過去)のこと、今日(現在)のこと、明日(未来)のことを書いていきます。

2009年1月29日木曜日

嗚呼、あめりか パート1

オバマが大統領に就任して、1週間以上たった。
就任式の翌日、会社の廊下でアメリカ好きのKさんとすれ違った。

「とうとう、オバマが大統領になったな。」と、Kさん。
「うん。」と、私。
「オバマ、かっこよかったな。」
「ほんまやな。」
「オレ、まじヤバかったわ。。。」

オバマにヤバくなるKさんに、
ある意味ヤバさを感じて吹き出してしまった私であった。

「オレ、アメリカ人に生まれたかった。
 あんな、大統領のもとで暮したい。」

マジで???

そりゃ、某国のA首相に比べたら、雲泥の差はあるとはいえ、
そこまでオバマに惚れ込むとは、
どういった心理状態なのだろうと思ってしまう。
所詮、他国の大統領。
関係ないといえば、関係ない。

日本では大統領就任式を『生』で見るため、
深夜2時まで起きていた人が結構いたらしい。
また、オバマの演説を集めたCDが売れているという。
英語がわからなくても、感動するそうな。。。(ホント?)

そういえば、オバマは大統領選のディベートで、
答の深さ、知識の広さにおいて、
断然マケインに秀でていたとGは言っていたっけ。
そういった、頭のいい人が大統領になるのはいいことだと思う。

オバマは初の黒人大統領として、
「歴史を作った」なんて言われているけれど、どうなのか?
一般的なアフリカン・アメリカンとは生い立ちが全然違う。
父親はケニアからの留学生。母親は白人。
彼はシングルマザーの母親に白人として育てられた。
数世代前に先祖がアフリカから奴隷として
連れてこられた人たちとは一線を画すと思う。
数世代に渡って差別され、虐げられた思い出を受け継いでいないからだ。


大統領就任式ビデオ

(続く)