イタリア映画“Ieri, Oggi, Domani”は、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが出てくる、オムニバス・コメディ映画です。このブログも昨日(過去)のこと、今日(現在)のこと、明日(未来)のことを書いていきます。

2009年5月30日土曜日

How to make Miso 味噌の作り方

最近、どんどん人間が退化していっているのではないかと思う。

便利になって、何でも安価に手に入るため、時間と手間をかけて何かを作ったりしなくなった。
例えば、私が本当に小さなころ、母は私のワンピースを布で作ったり、編んだりしてくれたものだ。
専業主婦だったから、時間があったからだといえばそれまでだが、
その手間と時間を考えると、すごいと思う。
私が小さいということは、私たちの面倒をみなければならなかったはずだから。

祖母は美味しい味噌をいつも作っていて、
母はいつも彼女の手作りの味噌をもらって味噌汁を作ったものだった。
祖母は料理が上手な人だったが、私は特に彼女の巻き寿司が好きで
いつか巻き寿司の作り方を教えてもらおうと思っていたが、
結局、教えてもらわずじまいだった。

母の世代はもう味噌などつくらなくなり、
私の世代は味噌どころか、裁縫や編み物をしなくなっている。
こうやって文化や伝統は衰退していくのかと思うと
残念なことだなと思う。

将来、もしかして、外国のすんごいど田舎に住む可能性がある(かもしれない)。
日本食の食材が手に入るスーパーに行くのに10時間くらいかかるところ、
すなわち、日本食材を手に入れるのはほとんど不可能なところである。

そこで、思った。

日本食材が手に入らないんだったら、作っちゃえ!(?)

というわけで、今から作り方を学んでおけば、そういう場所にすむことになっても
作り方を思い出して、作ることができるはず。
本で作り方を読んでもなかなかピンとこないが、
映像で見たら、すんなりと頭に入ってくる。
今はYou Tubeで何でもビデオを見つけられる。
味噌の作り方のビデオも、検索したら、数種類出てきた。



作り方は大体以下のような手順である。

指でつぶせるくらいの固さまで大豆を煮る
大豆を潰す。
つぶした大豆に麹と塩を混ぜ合わす。
混ざったら、適当な大きさに丸めて
容器の壁に投げ入れる。これは空気を抜くためだ。
容器に入れて均したあと、表面に塩を一面にまぶす。
カビを最小限にとどめるためだ。
ラップをかぶせ、ふたをして、(重石を置き)
6か月寝かせる。。。
で、Voila!味噌の完成!

なんか、意外に簡単じゃん?
そう思いつつ、ふと思った。
その国が大豆を食べない文化の国だったら、
大豆そのものを手に入れるのは難しいのではないか?
でも、もっと大変なのは、麹を手に入れること。
てか、麹なんて、日本以外で手に入るのか?
むむ。。。次は麹の作り方を学ぶべき???

日本から味噌を送ってもらったほうが早いかも?