2008年1月2日水曜日
クラブ・ワールドカップ2007
少し前のことになるが、去年の12月中旬に
テレビでサッカーのクラブ・ワールドカップの決勝戦を観た。
かのマラドーナがかつて在籍したアルゼンチンのボカ・ジュニアーズとイタリアのACミランの対戦である。
自称、前世ではイタリア人だった私はもちろんACミランを応援していた。
試合は1-1までは均衡した戦いだったが、その後ACミランのペースで進んだ。
カカ、インザーギ、ピルロなどACミランは素晴らしい選手を擁していた。
また、周りの期待と評判通り、彼らは大活躍しACミランを勝利へと導いた。
そんな中、私は或る選手に注目していた。
マルコ・マルディーニである。
彼は確か1986年のワールドカップからイタリア代表として活躍した選手である。
年齢は私と同年代である。
1982年の大会からワールドカップを観て来た私にとって
ワールドカップとは、夢であり、愛であり、人生の一部である。
そして、なぜか私はイタリアチームをずっと応援してきた。
マルディーニを見ていると、私自身が辿ってきた青春を見るような気がするのである。
彼と一緒に戦ってきたようなものである、といえば大袈裟だろうか?
マルディーニはこの試合を最後に引退した。
彼はこのクラブ世界ナンバー1 のタイトルを最後に手にしたかったのだそうだ。
勝利を喜ぶ彼の嬉しそうな顔を見ているうちに
ふと私の頬を涙が伝って落ちた。
ありがとう、マルディーニ。
そして、長い間お疲れ様でした。
そんな言葉が心の中に浮かんで消えた。
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ところで、試合を観ていて驚いたことがある。
それは、2ゴールを決めたインザーギ選手が、Gにそっくりだったことである。
インザーギ選手のことは以前から知っているのに
今までGに似ていることに気がつかなかったのだ。
試合後、本人にこのことを話すと、「そう?」と特に反応はなかった。
MVPはACミランのブラジル人選手、カカの手に渡った。
私的には、2ゴールを決めたインザーギにMVPをあげて欲しかった。
やはり、彼がGに似ているからだろうか?
翌日、会社でサッカー大好きのKさんと、この話題で盛り上がった。
お互い、家で一人でテレビの前で応援したのである。
「もう、叫びすぎて声が枯れちゃったよ。」と、Kさん。
今度、国際大会がある時はスポーツバーでKさんと一緒に試合を観戦しようかなと思った次第で。。。