イタリア映画“Ieri, Oggi, Domani”は、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが出てくる、オムニバス・コメディ映画です。このブログも昨日(過去)のこと、今日(現在)のこと、明日(未来)のことを書いていきます。

2009年7月23日木曜日

英語と日本語

今日、会社で昼休みにテレビでニュースを見てたら、
マイケル・ジャクソンの医師が過失致死罪の疑いで
捜査されていると云っていた。

ふーん、そうなんだ。。。

そう思って家に帰り、アメリカのニュースを見てみたら、
'manslaughter'という言葉が使われていて、ギョッとした。

確かに、辞書を引くと、'manslaughter'は過失致死という意味でのっているが、
その言葉の響きは、『過失致死』という日本語の響きとは
天と地ほどの差がある。

過失致死というと、殺すつもりはてんでなかったが、
間違って殺してしまったというような控え目な意味に取れるが、
英語の'manslaughter'は、意図して積極的に、
しかも鋭利なナイフなんかを使ってひどい殺し方をしたかのようなイメージがある。
そもそも、slaughter とは『大虐殺』とか『動物の畜殺』という意味だからである。
その前に人間を表す'man'が付いているだけだ。

関係ないかもしれないが、英語の意味がわかっても、
その言葉の持つニュアンスを体感するのは難しい。
たとえば、英語でとても下品な単語があるとして、
その意味を頭では理解していても、いやらしさとか下品さを心で感じないからだ。
聞いた瞬間に赤面するくらい心で感じられるようになるまでは
まだまだ修行が足りないと思う今日この頃である。。。