イタリア映画“Ieri, Oggi, Domani”は、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが出てくる、オムニバス・コメディ映画です。このブログも昨日(過去)のこと、今日(現在)のこと、明日(未来)のことを書いていきます。

2009年12月27日日曜日

惚れたわ、ジョニー!!

はぁ~。
やばい。。。
頭を何かで殴られたようなショック。
今日、パブリック・エネミーズを観に行ってきました。





ジョニー・デップ、カッコよすぎる。
あんな男性に、あんな風に言い寄られて断る女性はいるのだろうか?
「あなたのこと、まだ知らないわ。」という彼女に
「俺の好きなものは、野球、映画、高級服、速い車、それに君だ。
 他に何が知りたい?」
そう云われて無言で付いて行く女。。。
私だったらどうするかな。
たぶん、
あなたのこと知らないわとか何とか云わず、即行、彼に付いて行くだろうな。
ところで、この映画、彼氏や夫と一緒に観に行かない方がいいかも。
映画終了後に、自分の彼氏や夫が見劣りするのは必至だろうから。

2009年12月25日金曜日

法則?



クリスマスですね。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今日はちょうど金曜日でパーティにもってこいですね。
私は、お気づきの通り、アパートでブログ書いてます。。。

先日、知り合いと話してて、
私が、去年はベランダで蜘蛛が異常発生したと云うと
「じゃあ、アパートにゴキブリはいないでしょ?」と、知り合い。
彼女によると、蜘蛛が大量発生する家にはゴキブリはいないらしい。
「そういえばゴキブリはいないなぁ。でも、そういうもんなの?」
「うん、私はそう聞いたけど。。。」
蜘蛛とゴキブリにどういう相関関係があるのかは分かりませんが。。。

そういえば、以前こんな男女関係にまつわる法則を聞いたことがあります。
女性は異性を選ぶとき、
自分にとって「臭く」感じない異性を選ぶのだそうです。
どういう人を「臭く」感じるかと言うと、
自分と遺伝子が似通っている人なのだそうです。
遺伝子が似ている人を選んでしまうと、同じ病気にかかりやすく
何か病気が蔓延すると、一族の絶滅の危険性があるため
無意識に遺伝子が似ている異性を選ばせないための
自然の摂理なのだそうです。

例えば、自分の父親の着たシャツとか、使用したトイレを
とても臭く感じるのは自分と遺伝子がにているかららしいです。
そういえば、誰がどう見ても、Gと私は遺伝子的に
大きくかけ離れていますが、そのせいかGは全然臭くないです。

では、皆さん、楽しいクリスマスを!

2009年12月20日日曜日

まったり。。。



今週末は得に予定もなかったのでアパートでまったり過ごした。
隣のK市に買い物に行こうと家を出たものの、
あまりの寒さにK市行きを中止した。

掃除をし、料理を作り、洗濯し、
シャーロック・ホームズのバスカービルの犬を読み終え
甥、姪のクリスマスプレゼントをオンラインで購入し
クリスマスカードを書き終え、ブログを書き、
それなりにやろうと思っていたことができた。
あと、大掃除ができたら完璧だったんだろうけど。

初めてNY市に行く人がいて、どこに行きたいって聞いたら
『アポロ・シアター』という答えが返ってきてびっくりした。
「アポロ・シアターって、ハーレムにあるんですよ。」って言っても
ピンときていないようだった。
ハーレムは黒人居住区で危険なところだと説明した。
私が住んでいたころはそんなに危険でもないようだったが。

あれは忘れもしない、大学に入りたての初めての春休みに
友達3人と安いハーレムのゲストハウスに泊まったことがある。
ゲストハウスまで乗ったタクシーの運ちゃんが
「夜は外を歩くな。」って言っていたっけ。
夕方に恐る恐るちかくのスーパーに買い物にいった覚えがある。

NYC行きの彼曰く、
「あと、自由の女神を見に行きたいな。」
その言葉がとても新鮮に響いた。
そっかー、同行してNY市の観光に連れていってあげたいなぁ。。
なんて思ったわけで。

シャーロック・ホームズ?

ここのところ昼休みにシャーロック・ホームズを読んでいる。
アメリカにいたときに本屋でシャーロック・ホームズ全集を買ったもので
全ての作品が一冊に納まっている。
そのため辞書のような厚さになっている。
現在読んでいるのは、The Hound of the Baskervilles。
物語は思いもよらない展開を見せ、最高潮に達するところである。
今日中に読み終わりそうだ。

もうすぐ公開される『シャーロック・ホームズ』という映画は
全く新しいホームズ像を見せてくれる。
ホームズを演じるロバート・ダウニーJRはひたすらだらしなく汚い。
頭はぼさぼさ、鬚は伸び放題、服装はだらしない。
神経質なほどに小奇麗でスタイルにこだわるホームズとは雲泥の差がある。
コナン・ドイルがみたら裁判沙汰になるんじゃないだろうかと思うくらいだ。
でも、単なるエンターティンメントと思えば楽しめるかもしれない。

2009年12月13日日曜日

ザ・婚活?


最近、婚活すべきだろうか?とふと思う。
いやいや、私はしなくても大丈夫と思いなおす。
積極的に攻めに打って出るべきなのだろうか?
でも、結婚って、頑張ったからといってできるものでもないだろうし。。。
こんな風に思いをめぐらせては、結局婚活しないでいる。

今後、婚活するとしたらどういう男性が好ましいか一寸考えてみた。
勿論、自分のことは棚にあげている。

1.収入-収入の高い男
2.外見-好きな顔、身長170cm以上
3.学歴-大卒以上

世の中には三高という言葉があるが
書き出してみると、まさに三高だった。
しかし、愛情からはいる相手ではないので、
よりよい条件の相手を求めるのは、人間として当然のことだと思う。

1については、私は仕事ができる男がすきだからだ。
仕事ができる男は概して収入が高いと思っている。
しかし、相手に対し愛情を抱いているのなら、
相手の年収が200万円以下でも全然構わない。
私も頑張って働くから大丈夫と思う。

2については、
どうしても好きな顔と受け入れ難い顔があるのは事実だからである。
キスできる顔、絶対にできない顔がある。
また、ハンサムだからいいというわけではなく、
ハンサムでも嫌いな顔もある。
ちなみに、私が好きな顔はユーアン・マクグレガーである。
背は、私が大きな方ではないから、
出来たら170センチ以上あってほしいと思う。
それから、デブは論外である。

3は、私自身、自分の貯めたお金で大学にいったこともあり
相手にもせめて大学ぐらいは出ていて欲しいと思う。
なにも博士号をもっていなきゃだめといっている訳ではないのである。
あと、知的で会話しても退屈しない人がよい。

それから、こういう男性は絶対イヤというのも考えてみた。

1.車や電気のしくみに弱い男
2.草食男子
3.私よりパソコンの知識がない男
4.外で手をつながない男

やっぱり自分の出来ないことを簡単にできてしまう人がいいとおもう。
パソコンや車がトラぶった時、簡単に直してくれると
あらっ、なんて素敵なの!なんて思うわけで。
それから、手もつながないような男なら、
最初からつきあわないほうがましである。

2009年11月29日日曜日

Inglorious Basterds



今日はInglorious Basterdsを観に行きました。
いやぁ~、最後までドキドキさせられる緊張感あふれる映画でした。
そのなかにも所々笑えるシーンがあり、とても面白かったです。
ブラッド・ピットは冷酷ながらとても魅力ある役どころでした。
まったく史実を変えて物語をつくるところが、
さすがタランティーノならではというところでしょうか?
ただ、かなりえぐいシーンの連続で、
目を覆わなければならない場面がいっぱいでてきます。
女性2人で見に行くような映画じゃなかったかも。
そういえば、昔、NHK教育TVフランス語講座にでていて
その後、日本のバラエティ番組などに出たりしていた
ジュリー・ドレフュスが出ていてびっくりしました。

Inglorious Basterds、面白いので是非観てみてください。
ただ、血を見るのが無理な人は見ないほうがいいかもしれませんが。。。

2009年11月28日土曜日

紅葉狩り

どうして、紅葉を見に行くことを紅葉狩りというのでしょうね?
京都の近くにに住んでいるので、春には桜を
秋には紅葉を必ず見に行くことにしています。
先週は東福寺に行って来ました。
緑と黄色と赤が織りなす、自然の美しさを堪能してきました。











ですが。。。

予想通り、すんごい人込みでした。





有名な通天橋の上で写真を撮ろうとすると、
「立ち止まらないでくださ~い。真っ直ぐお進みくださ~い。」
「この場所以外にも写真を撮れるところはあります。」
などと、注意される始末でした。
でも、はっきりいって、注意された場所が絶好の撮影ポイントだったんですけど。。。

あり得ないことがあり得る国、アメリカ


アメリカのニュースを見ていると、ありえないことがしばしば起きる。

日本でも報道されていたが、先日は、自称発明家の男が、
庭に置いていた自作の気球に自分の6歳の息子が乗って
気球とともに飛ばされたと大騒ぎした。
ヘリコプターが出るような大がかりな捜査が行われた。
気球が落下してみると誰ものっていない。
そして、ひょっこりその子供が自宅の屋根裏部屋から出てきた事件は
その自称発明家が人目をひきたかったための家族ぐるみのやらせだった。
その男の妻が日本人だったのは同じ国の人間として恥ずかしかった。

今度の事件は、パーティ・クラッシャー事件である。
この夫婦は呼ばれてもいないのにホワイト・ハウスでの
パーティのゲストを装い、パーティにもぐりこんでいたのである。
そして、Facebookに写真を掲載して、呆れることに
「私たち夫婦は名誉なことにホワイトハウスでのパーティに招待されました。」と書いていた。
何重ものセキュリティを上手くくぐり抜け、どうやってパーティに
もぐりこめたのかわからないが、その堂々とした様子に
パーティの参加者も、誰だかわからないがVIPなのだろうと思ったのだろう。
しかも、この夫婦、いままでに会って写真を撮った有名人は数知れず。
その都度、有名人と撮った写真をFacebookに掲載している。
チャールズ皇太子には、どうやって会ったのだろう??

でも、一番問題なのは、ホワイトハウスのセキュリティが
結構いい加減だということを露呈したことだった。
これなら、大統領の命を狙うテロリストだって、
簡単にホワイトハウスでのパーティにもぐりこめるのではないか。

こういうニュースを聞くと、アメリカは病んでいると
つい思ってしまうのは、私だけだろうか?

おおごと

ここのところ、週末は友達や家族が泊まりに来たりして
一人の時間があまりなく、
ふと気がつけば、1か月以上もブログを書いていなかった。

やばい。。。

週に一度ブログを書くことは、私の今年の目標の一つだったからだ。
週に1回イコール月に4回。 
じゃあ、今から11月分として、4回ブログを書けば目標達成だなと考える。。。
というわけで、今から月末までにブログを4回書くことにした。

そういえば、前回、Twitterについて書いた直後に、
「君はTwitterに個人的な内容を書きすぎるよ。」とGに指摘され
一気に書く気を無くしてしまった。(←言い訳)
そのうちまた再開するつもりだが。


私が行ったアメリカの大学はNY州の北部にあった。
そこで出会った友人のSは大学から1時間強離れた
バーモント州に近い場所に住んでいた。
何度か、彼女の家に遊びに行ったものだ。
冬はクリスマスに呼んでもらったり
夏は家族のキャンプ参加させてもらった。
大学を卒業した直後には彼女の家に1週間ほど滞在させてもらい
過酷な勉強の疲れを癒した。

彼女の家の近くにある、NY州とバーモント州の間にある
シャンプレイン湖にかかる橋が
橋脚のコンクリートの亀裂のために通行禁止になったという。
ニュースを見た瞬間に、彼女の家族、親戚などの顔が脳裏に浮かんだ。
彼女の家の付近の人々はバーモント州に働きに行っている人も多く、
彼らの生活に大きな影響を与えるこのニュースは、
私にとっても、まさに「おおごと」なのだった。

NY州の北部の冬は厳しい。
マイナス20度以下になる日も多い。
今はNY州とバーモント州間に臨時のフェリーが出ているが、
あと1週間後ほどすれば、シャンプレイン湖は凍ってしまい、
フェリーも出せなくなるのだそうだ。
私も何度か渡ったことのあるこの橋は近く壊されてしまうのだそうだ。
この不景気の経済状況のなかでは、新たな橋の建設資金が
すぐに調達されるとは考えにくい。

なんとか、早く、新しい橋が建設されないかなぁ。。。

2009年10月24日土曜日

Twitter (ついったー)



今まで特にお知らせてしていませんでしたが、
少し前から、Twitter(ついったー)を使い始めました。
Twitterは、最近、ニュースにも取り上げられたりしているようですね。
思ったことやつぶやきを一言書いてアップするものです。
長文のブログに慣れているせいか、最初は文が長くなって困りましたが
最近は短くまとめて書くのが楽しくなってきました。

誰かをフォローするとその人のTwitterでの書き込みが自動的に読めます。
この間、以前ブログにも書いた、ワインライブラリーTVの
Gary Vaynerchuck をフォローしたところ
結構な数のいかがわしいフォロワーにフォローされてしまい
結局、Garyをフォローするのは断念してしまいました。

もう気がついている人もいるかもしれませんが、
このブログの左側に私のTwitter アップデートを載せています。
Twitterではすべて英語で書いていますが、
よかったらフォローしてみてください。
Follow Me on Twitter をクリックしてみてください。
それから、すでにTwitterを始めている人
こっそり教えてください。
フォローしますので。。。

2009年10月14日水曜日

本当?


なんと、今まで世に知られていなかった、
レオナルド・ダ・ビンチの絵が発見されたそうだ。
右上部にダ・ビンチのものとされる指紋がついてるとか。
現在、カナダの画商の手にあるこの絵が本物なら100万ドルの価値があるらしい。
100万ドルって1000億円くらいかな?

しかし、ダ・ビンチの画風とはちょっと異なる気がする。
さらに、どこでどうやって発見されたか詳細を言っていないことと
ほかの報道機関は一切報道していないあたりがかなり嘘くさい。

ま、嘘でもいいか。一瞬、気分が高揚したから。。。

2009年10月11日日曜日

恐怖ふたたび

3日前、朝いつものように目覚めると何かがおかしい。
右耳が詰まっているような感じで聞こえにくいのだ。
まるで気圧の違う高い所に上った感じだ。
まだ、頭が目覚めていないからそんな風に感じるのだろうかと
ぼーっとした頭で考える。
首を振ったり、唾を飲み込んだり、立ち上がって跳ねたりしてみるが
一向に直る様子がない。

こんなの簡単に直りそうなのに。。。
そう思った瞬間、10年前の記憶が蘇ってきた。
そうだ。前も同じことを思ったっけ。

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あれは約10年前のこと。
朝起きると今回と同じようなことが起きた。
おかしいなと思いつつ、会社に行った。
耳に膜が貼っているような感じで
低い音がその膜に響くのである。
普段は全く気にならないエアコンの音や
アイドリング中の車のエンジン音などの低音が
アンプが耳に入っているように増幅されて聞こえるのである。
耳に異変が起こって3日目に、会社のある人に耳のことをはなした。

「それはすぐに病院に行ったほうがいいよ。
 うちの家内も耳が急におかしくなったんだけど、
 病院に行かずに放っておいて耳が聞こえなくなったんだ。
 家内の場合は突発性難聴といって急に耳が聞こえなくなる病気だった。
 すぐに病院に行けば、治ったかもしれないのに。」

突発性難聴とは急に耳が聞こえなくなる怖い病気である。
これだけ医学が進歩しているにも拘わらず
未だにはっきりとした原因も治療法もわからないのである。

それを聞いてびびった私は翌日病院に行った。
真っ暗な部屋に入れられて聴力テストを行った。
ヘッドフォンから聞こえてくる音は
私の心臓の鼓動の音よりも小さく聞こえた。
今、心臓の音しか聞こえないけど
もしかすると、小さな音が鳴っているのかもしれない、
私には単に聞こえないだけなのかもしれない。
そう思うと怖くなった。
そして暗闇がその恐怖をさらに増大させた。

医者はメニエール病の症状の一種だが、
メニエールの症状がすべて出ているわけではないので
メニエール症候群です、と云った。
そして、500ml程の点滴を2つ受けた。
特に治療というものもないそうで、点滴の中身は
ビタミンなど耳に栄養を送るというものだった。
人よりも細い血管のため点滴液をすべて落とすのにかなり時間がかかった。
その時初めて知った。
血管を流れる点滴液による血管痛というものがあるということを。
点滴室で私の隣で私の倍ほどある大きな点滴バッグで点滴を受けている
おばあさんを見て、大変だなぁとおもったものである。

点滴後、耳が正常に戻っていることに気がついた。
医者の指示でそれから4日連続で点滴を受けた。
初日の点滴ですでに耳は元に戻っていたが念のためだった。

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今回はもしかすると突発性難聴かもしれない。
まず、会社に電話して会社を休むと云った。
そして、病院を検索した。
どうせ行くのなら良い病院に行きたい。
大きな病院のほうが機械設備が整っているにちがいないと思い、
マモグラフィーで年に1回云っている
総合病院に行こうかと思い、ウェブサイトをチェックするが
そこの耳鼻科は難聴に関しては、子供に特化しているとのことだった。
しょうがないので、もう一つの大きな病院のK大付属病院をチェックした。
念のため電話で当日行っても診察してくれるかを確かめた。

そして、K岡駅まで車で行き、駅の階段を駆け上った。
自分の耳の異常を確かめようと、駅の放送や電車の音に耳を傾けた。
その時、気がついた。
あれ?耳が聞こえる。普通に聞こえる。。。
いつの間にか耳は正常に戻っていた。
時計に目をやると9時半前で、
今から会社に行ったら10時には会社に着くだろう。
そう思い、会社に向かった。

突発性難聴かもしれないと思った時は、正直、かなり怖かった。
今回はしみじみ健康のありがたさを実感した。
そして、今、病を抱えている友人を想った。
皆さんも、耳に異常を感じたらすぐに病院に行ってください。
放っておけば直るだろうという判断は危険ですから。。。

2009年10月4日日曜日

週末プチ旅行

海外旅行初体験の友人とともに、10年振りにアジアの某国に行った。
今回は2回目ということもあり特に目新しいものもなく、
食事も感動するほどおいしいところに行かなかったし
淡々と旅行をこなした感じだった。
ガイドも町の人も結構日本語を話すし、外国に行った感がなかった。
ただ、このガイドさんがなんと、昨年亡くなった友人にそっくりでびっくりした。。。
足つぼマッサージは気持ちよかったな。安かったし。(約2100円)

















でも、やっぱりなんだかんだ言いながら
外国に行くのは楽しい。

とろこで、どこの国でしょう?

2009年9月29日火曜日

De l'autre côté du lit (ベッドの反対側)



この映画は週末にとある場所で観ました。
フランスのコメディ映画で、かのソフィー・マルソーが出ています。
ほんと面白くて、大いに笑いました。
テーマは夫婦なので、きっと既婚者が観ると
私以上に笑えるのではないかと思います。

タイトルは、De l'autre côté du lit 
おそらく、ベッドの反対側という意味です。
映画の1シーンに、夫婦がベッドのいつも寝ている側を交換するシーンがありますが
そこからタイトルは来ているのではないかと思います。
夫と妻が立場を交換したらどうなる?というのがこの映画のテーマです。
笑いの中にもホロっとさせるシーンもあり、
大いに楽しめました。
チャンスがあれば見てみてください。

映画の中で、ソフィー・マルソー演じるアリアーヌは言います。
「貴方をいつも見ていたい。。。貴方の体の重さを感じたい。。。」と。
このセリフにぐっと来るのは私だけでしょうか?
少しセクシーなセリフですよね。
誤解のないように言いますが、セクシーなシーンは全くありません。

貴方の体の重さを感じたい。。。

2009年9月20日日曜日

夢幻の如し

近頃、歴史ブームらしいですね。
実感しました。



「えええ、何これ~???」
安土城に着いた途端に友人Aがつぶやいた。
「どうしたの?」
「なんで、こんなに車が停まっているの?
 普段は全然車なんて停まってないのに。」
私たちの目前にある安土城前の駐車場には
全国各地のナンバープレートの車がずらりと止まっていた。
「やっぱり、歴史ブームってほんとなんだね。」
Aと私はえらく感心しつつも、
駐車場料金を徴収されたことに怒りながら
安土城に向かったのでした。

門のところで入場料500円を払い、
目の前の長い石段を見上げてたじろぐ私。
石段は400段以上あり、なんと山頂まで40分ほどかかるとのこと。
平地を40分歩くのだって結構な距離なのに
石段を登りつづけなければならないのである。



予想通り、息切れのため数回、途中休憩を提案する私。
一段がとても高くてまさに一段一段を必死で登るのだった。
はぁ、はぁ、はぁ。。。。
「絶対、明日筋肉痛になるね。っていうか、明後日以降かな?」と、A。
ははは、と二人で笑いながらも半分その可能性を否定できなかった。

石段にはところどころ石仏が使われていた。
石不足のため、お地蔵さままで階段に使ったのである。
信長公はきっとばちがあたったのに違いないと思った。



なんと仏足石まで石垣に使われていたらしい。



それにしても、安土山全体が城として造られたのである。
石垣や階段に使われた石の量ははんぱではない。
どこからこんなに石を持ってきたのだろう、
重機のないあの時代、どうやって石垣用の大きな石を
持ってあがったのだろうと思った。
石を持ち上げる装置を考案して使用していたとしても、
急な傾斜のため、動物などを使うことはできず
結局、人力で持ち上げたのにちがいない。

安土城は1567年に築城された。
築城には、現在のお金に換算すると、総工費1000億円ほどかかったそうだ。
まさに大プロジェクトである。
ところが、信長公の死後、安土城は何者かに火をかけられて、
一夜にして消失してしまったそうだ。
完成からわずか3年後のことだった。
築城時には人々の度肝を抜くほどの豪華さだったそうであるが
現在残っているのは、ただただ石垣と遺構のみ。
そのはかなさとあっけなさは信長公の人生とぴったり重なる。
信長公が好んで舞ったという幸若舞『敦盛』の一節をふと思い出した。

人生五十年、
下天のうちをくらぶれば
夢幻の如くなり
ひとたび生を享け
滅せぬもののあるべきか

人生も物もすべては滅ぶ運命にある。
だからこそ、短い人生を一生懸命生きていかなければならないのである。
一陣の突風のように駆け抜けた信長公の人生を想った。

天主跡


本丸からの眺め


安土城天主信長の舘に再現された天主






実は私、20歳の頃、信長公にとても興味を持っていたのです。
彼に関する本を読み漁り、その人生観と生き方に感銘し
少しでも彼のようになりたいと思ったのでした。
無力な自分を少しでも変えたい、信長公に少しでも近づきたい、
そう思っておりました。
だから私が『信長公』と呼ぶのは敬意を表しているのです。

その時から、ずっと安土城跡に行きたいと思っていたのです。
或る日、Aにぼそっと「安土城に行きたい」と言ったのを
彼女が覚えていて、今回連れて行ってくれたのでした。
ホントにAには感謝してます。
ありがとうね、A。
ちなみに、今日すでに筋肉痛がきたよ。ふふふ。。。

現在上映中の映画、『火天の城』は、安土城築城を描いた作品です。
観に行きたくなりました。
皆さんも是非!

2009年9月13日日曜日

背水の陣 ~ さあ、どうする、マラドーナ?

アルゼンチンがワールドカップ予選で苦戦している。
先日、パラグアイに0-1で敗れてしまった。
アルゼンチンといえば、現在マラドーナが監督を務めている。
予選は残り2試合しかなく、現在の予選リーグの順位は
4位にも入っていないのだという。
もしかして、アルゼンチンが出ないワールドカップになるのか?

もしもそうなった場合、アルゼンチンが出ないというのは、
私が1982年から観始めて以来、初めてのことになる。
しかも、良くも悪くもスーパースターのマラドーナが監督の時に
そんなことが起こったらとしたら、えらいことだ。
天才で人間的欠陥もいっぱいあるけどどこか憎めないマラドーナを
私はまたワールドカップで見たいのだ。

問題のパラグアイ戦

2009年9月2日水曜日

バケーション!!

一年の心の垢を落とし、明日への英気を養うのに、旅はとても重要です。

むふ。。。

むふむふ。。。

ってことで、有給休暇を使って今年はどこに行こうかな?

候補地①イギリス

パブ、ロック、サッカー、アンティック、歴史、教会、お城、騎士、イングリッシュ・ブレックファースト、ゴースト・ツアー、シェークスピア。。。

イギリスには好きなものがいっぱい詰まっています。
そして、会いたい人たちもいます。

候補地②タイ

知る人ぞ知る、事情があり。。。。(どんな事情だよっ?)

候補地③フランス

候補地④イタリア

①か②を選んだ場合、一人で出発し、現地で友人を訪れます。

でも、③と④を選んだ場合、、、誰か私と一緒に遊びに行きませんか?

2009年9月1日火曜日

Starving for the Stranglers!!

ストラングラーズのギグに最後に行ったのは2年前のことだった。
その後、1年半前にJJだけ空手の修行で来日して、
ソロアコースティックコンサートを行ったとはいうものの
JJには悪いが、やはり、私はロック好きのため、
アコースティックでは満足できなかった。
時にはストラングラーズで弾けたいものだ。。。

以下は8月に行われたストラングラーズのギグの模様。
71歳になったばかりのドラマー、ジェット・ブラックも演奏しているようだ。
さすが!うちの親より年上だよ。

最近はYoutubeのお陰で、誰かがなにがしら
コンサートの模様をアップしていて日本にいながら垣間見れてよい。
でも、映像を撮ってる人が、曲に合わせて
思いっきりノッているためかなり見づらい。。。





2009年8月30日日曜日

兄弟喧嘩?あるいは、絶交?

オアシスからノエル脱退だなんて、有り得ない。
リアムとノエル以外のメンバーは取り換え可能だが
そのどちらか一人でも欠けたら、もうオアシスではない。

ノエル曰く、
『私、私の家族、友人、同僚に対する
 言葉と暴力の脅しが耐えられないレベルに達した。
 また、私のマネージメントとバンドの同僚の協力と理解が得られず、
 脱退以外の道はなかった。』

どんな兄弟関係なのだろう。
っていうか、リアムが暴力的だったとして、
そんなこと今日に始まったことではないだろう。
むしろ、小さなころから弟のそういう傾向を一番身近で
知っていたのは、兄のノエルのはず。
それを知りつつ、一緒に仕事をする道を選び、
17年にもわたって仕事をしてきたのに、
どうして今頃こういうコメントをだして脱退するのだろう?

ただ、ひとつ言えることは、ギタリストはいくらでも取り換え可能だが、
ソングライティングにおいて、ノエルはとても才能豊かで
オアシスを代表する曲を書いてきた。
そういう意味で、ノエルがオアシスを去ることは、
オアシスがもはや今までのオアシスではなくなることを意味する。

てか、
冗談でしょ?
昨日はエイプリルフールだったってことで、ここは笑って流して。
だめかな?

2009年8月17日月曜日

とうとう劇場公開


1月にブログで紹介しましたが、トランスポーター3が劇場公開されている。
そのせいか、TVでトランスポーター1と2が放送された。
トランスポーター2のさわりの部分を
3歳の甥っ子と観ていたら大受けしていました。
ありえないカーチェイスが、3歳児の目にもありえないと映ったのでしょうか??
3は2にも増して面白いので皆さん是非見に行ってくださいまし。

2009年8月11日火曜日

Ieri, Oggi, Domani 映画

Ieri, Oggi, Domani 1


このブログの名前のもとになった映画、
Ieri, Oggi, Domani のさわりの部分です。
このオムニバス(3つの物語)映画はSex にまつわるコメディです。

最初の物語は舞台がナポリ。
夫が失業中のため、路上で外国製のたばこを売って生計を立てる妻。
その違法行為のため、警察につかまりそうになるのですが、
妊娠中の女性は、出産後6か月間を含め、逮捕されないことを知ります。
さて二人はどうするでしょうか?

画面は粗くて見にくいですが、
英語の字幕が読める方は見てみてください。

2009年8月9日日曜日

昼寝、下着、禅?

梅雨が明けたというのに、雨降りでじめじめして
窓も開けられず、微妙に気温も高いし、
なんだか嫌な天気ですね。
天気のせいか、今日は何もする気が起きず、
昼間はだらだら昼寝して、
気がつけば夕方になってしまいました。
我ながらびっくり、3時間も寝ちゃいました。

最近びっくりしたニュース。
『宇宙飛行士、1ヶ月間下着を穿きっぱなし!』BBC
若田さんが宇宙ステーションで
実験のため、下着をはきかえなかったことを
BBCまでも大きく取り上げていました。
特殊な下着らしいですが、、衛生的に大丈夫なのでしょうか?
同僚から匂いの苦情がでなかったとかいっていましが。。。

最近観た映画(DVD)。
『禅ZEN』
道元の物語です。
なかなか面白かった。
是非DVD借りて観てみてください。



公式ウエブサイト
そのうち、永平寺に道元ツアーに行こうかななんて思ったりして。。。

2009年8月2日日曜日

ふらんすへ行きたしと思えども、ふらんすはあまりに遠し。。。

ふいに彼の家に立ち寄ると、
彼が知らない中国人の若い女性を膝の上に乗せていた。
逆上した私は、「あんた、私の彼に何してるの?」と、
ものすごい剣幕でその女性に掴みかかり
ついに彼の家から追い出した。。。

というのは、夢の中での出来事。

ふーっ。夢か。。。

それにしても、我ながらびっくりするような荒々しい行動だった。
夢がちょっと気になるので、ネットの夢占いサイトでキーワード検索してみた。

『恋人の浮気』

「あなたは恋人に不満をもっているため、このような夢を見ます。。。」

ぬぬぬ。。。

この回答に満足できなかったので他のサイトで検索してみる。

「あなたの恋人はあなたを深く愛していることを示しています。。。」

この回答ならOK。(← 単純)

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今日は、京都市美術館にルーブル美術館展を見に行ってきた。
美術館に到着してびっくり。
なんと、入口にはすごく長い行列ができていて
入館に50分かかるというのだ。
一瞬、出直そうかと思ったが、今日、京都市に出てきたのは
これが目的だったため、思い直して列に並ぶことに。

それにしても、暑かった。
外で待っている間、汗がだらだら流れた。
中に入っても、ロープが張り巡らされ、まだ列は続いていた。
中は逆に冷房がぎんぎんに効いていた。

並び始めて約1時間弱で、ようやく絵の陳列部分に入ってみたが
小作品しか来ていなかった。
小作品とは、サイズではなく、クオリティのこと。
そりゃあ、大作が来るわけはないけど、
もう少し見ごたえのある作品が来ているかと思っていた。

敢えて見るべき作品を挙げるとしたら、フェルメールの作品。
B5サイズくらいの小さな画面の中に、
女性がレース編みをしている姿が描かれている。
しかし、ほかのフェルメールの作品を実際見ている私にとっては
彼の作品の中で、必ずしもベストな作品ではないと思う。

ほかには、レンブラントの自画像。
レンブラントは多くの自画像を残しているが、
この作品は30代から40代くらいであろうか、
若き日のレンブラントが描かれている。

私は、ルーブル美術館に過去3回行っている。
パリに行くたび、ルーブルには必ず行くことにしている。
そして、ルーブルに行ったら必ず見る絵や彫刻がある。

サモトラケのニケとか、(ニケとは英語で発音するとナイキである。
かの世界的なメーカーはこの女神の名前を使っている。)
ダビンチの、いわゆるモナリザ(ジョコンダ)や聖母子と聖アンナ。
ドラクロワの民衆を率いる自由の女神とか。

ルーベンスの描いたマリー・ド・メディシスの生涯を描いた連作も好きである。
マリーはイタリアのメディチ家からフランスの王家に嫁いだ人で
この連作はとても大きな作品で構成されていて
大きな美術館の一部屋に、この連作が一面に掛っているのである。
とても華やかで見ごたえのある作品である。

今日のルーブル美術館展には、権力の絶頂にいるマリーを
他の画家が描いた作品が来ていて、じっくり眺めた。
ルーベンスの描いた神話的なアプローチの彼女と違って
彼女の表情は傲慢不遜な権力者の顔に描かれている。
ドレスにはフランス王室を示すユリの花柄が一面に刺繍されている。
もしかして、刺繍ではなくて、ユリの柄の織物なのかもしれない。
そして、指には30カラットくらいの巨大なダイヤモンドの指輪が輝いている。

ああ、やっぱり本物のルーブルに行きたいな。
そういえば、最後に行ったのはもう10年まえのことだ。
ああ、10年もフランスに行ってないのだな。。。
しみじみ。。。

2009年7月26日日曜日

Spectacular



うっとおしい雨が降り続いていますね。
窓をちょっと開けてたので、室内がじめじめしてます。
早く梅雨が明けてほしいものです。

昨日、やっと観に行ってきました、
Harry Potter and the Half-Blood Prince を!

今回は映像がすごいです。
もう、Spectacular の一語です。
まだ観てない皆さん、DVDが出るまで待たないで
劇場の大画面で観てみてください。
迫力あります。

2009年7月23日木曜日

英語と日本語

今日、会社で昼休みにテレビでニュースを見てたら、
マイケル・ジャクソンの医師が過失致死罪の疑いで
捜査されていると云っていた。

ふーん、そうなんだ。。。

そう思って家に帰り、アメリカのニュースを見てみたら、
'manslaughter'という言葉が使われていて、ギョッとした。

確かに、辞書を引くと、'manslaughter'は過失致死という意味でのっているが、
その言葉の響きは、『過失致死』という日本語の響きとは
天と地ほどの差がある。

過失致死というと、殺すつもりはてんでなかったが、
間違って殺してしまったというような控え目な意味に取れるが、
英語の'manslaughter'は、意図して積極的に、
しかも鋭利なナイフなんかを使ってひどい殺し方をしたかのようなイメージがある。
そもそも、slaughter とは『大虐殺』とか『動物の畜殺』という意味だからである。
その前に人間を表す'man'が付いているだけだ。

関係ないかもしれないが、英語の意味がわかっても、
その言葉の持つニュアンスを体感するのは難しい。
たとえば、英語でとても下品な単語があるとして、
その意味を頭では理解していても、いやらしさとか下品さを心で感じないからだ。
聞いた瞬間に赤面するくらい心で感じられるようになるまでは
まだまだ修行が足りないと思う今日この頃である。。。

2009年7月12日日曜日

つれづれなるままに、ワインなぞ。。。

朝10時前に目が覚めた。
ええ加減、寝すぎちゃう?
そう自分に自問してベッドから起き上がった。
それから、週に一度のアパートの掃除を行った。

昼食に、トマトソースベースのパスタを作り
昼から赤ワインを飲みながら食べた。
食べ終わった頃には、あまりの蒸し暑さに
全身汗をかいていた。
体のために、普段はあまりつけない
冷房をつけて汗が引くのをまった。
しかし、、、暑い。。。
7月だから当然といえば当然だが。。。

最近、ワインライブラリーTVというのを
インターネットで見ているせいか、
ワインに飢えているような気がする。
美味しい赤ワインを愛しの人と
おいしい食事とともに味わいたいものである。

ワイン・ライブラリーTVはインターネット上のビデオブログである。
Gary Vaynerchuk (ベイナーチャックと発音する)は
ワインの世界を変えるという使命を持っている。
ビデオのなかで数本のワインを試飲し、論評するのだが
その様子はまさに過激で情熱的だ。
今や、1日に8万人の人が彼のビデオブログを見ている。
彼はアメリカでかなり有名になり
彼はいろいろなテレビ番組に呼ばれたり
ワインのイベントに呼ばれたりしているようだ。

先日700回を数えた、彼のビデオブログのお陰で
彼の経営するワイン販売会社の売上は
約4億円から約45億円になったというのだからすごい。
インターネットを使うマーケティング手法として
なかなか面白いと思う。
まさしく、口コミでどんどん広がっていったのである。

Garyは言う。

まず、人々にいろいろなワインを試してほしいんだ。
もしも君が2-3種類のワインしか飲んだことがなければ、
お気に入りのワインをどうやって見つけるというんだい?
次に、僕は人々に自分の味覚を信用してほしいと言うんだ。
もしも、あるワインが君の舌にアピールするとしたら、
そのワインは君にとっていい選択だ。
人気のあるブランドや、専門家が勧めるワインを好きになろうとしないでほしい。
自分がぴんときたワインを買ってほしいんだ。

ワイン世界のスノッブで、なんだかよくわからない謎な世界を
自分の舌で感じ取っって自分の言葉で語るGaryは
まさしく、ワイン世界の革命児なのかもしれない。

2009年7月5日日曜日

ちっちゃいような、大きな話

先週の木曜日は、運転免許の更新講習があったため会社を休んだ。

それは、初回更新講習だった。。。

もう長い年月、車を運転しているというのに
免許をとって初めて更新する人たちと一緒に
講習を受けなければならなかったのだ。
しかも受け取った免許には、またブルーのラインが入っている。

話せば長いような、短いようなことなのだが。。。

実は、私がアメリカに行っている間に、免許の有効期限が切れてしまったのだ。
アメリカに行くまで、私はゴールド免許を持っていた。
しかも、3年間程、無事故・無違反だった状態でアメリカに行った。
一時帰国したとき、免許の有効期限は半年ほどあった。
そこで、警察に電話して聞いてみた。

「今後、しばらく帰国できないんですけど、
 今、更新しないと免許は無効になりますか?」

「あー、大丈夫ですよー。
 次に帰国されてから2週間以内にパスポート
 持ってきていただいたら無効にはなりませんから。」

その言葉にホッして、その時は免許の更新はしなかった。
結局、次に帰国したのは免許の有効期限が切れて1年半たったときだった。
そして、警察署で、運転免許を受け取ったとき、騙されたような気がした。
なんと、免許はゴールドではなく、ブルーになっていた。
免許を再取得したような形になっていたのだ。
もしも、有効期限が切れる前に、そう、電話して聞いた時に
更新していたら、ゴールドのままだったらしい。。。

そういう事情のため、今回の免許更新は初回更新ということになり、
2時間の講習を受けることを余儀なくされたのだ。

他の人からしたら、ちっちゃな話だが、
私にとっては、とっても悔しい、大きな事件だったわけで。。。

2009年7月2日木曜日

きゃめるばーがー???

今日、NBCニュースを見てたら、
サウジアラビアではキャメルバーガーが流行ってるって言ってた。
ラクダを食べる? しかもハンバーガーにして???



一瞬、砂漠の光景とあのラクダの平和そうな顔が脳裏に浮かんだ。
続いて、ラクダは美味いのか?、食用にするほどラクダはいるのか?とか
いろんな疑問が頭のなかにポップアップした。

ラクダを食べるのは可哀想だと思うのは、私の勝手な見方であって、
牛を神様の化身として大切にしている人たちからしたら
牛肉を平気で食べる私たちは、とんでもないバチあたりの野蛮人なのかもしれない。

2009年6月26日金曜日

早すぎる天使の死

昨日、会社でSさんが言った。

「ファラ・フォーセットが末期がんだって知ってる?」

「ええ、知ってますよ。」

「ああ、良かった。ファラ・フォーセット知ってる人がいて。
 うちのカミサンに言ったら、それ誰?だよ~。」

ファラ・フォーセットはチャーリーズ・エンジェルのエンジェルの一人だった。
彼女が末期がんだというのを知ったのは数週間前のことだった。
NBCで彼女のがんと闘いのドキュメンタリーが放送されるというニュースを見たのだ。
驚いたことに、ドキュメンタリーのビデオを撮り始めたのは彼女自身だというのだ。

私の記憶中での彼女は、若くて美しくてセクシーできらきら輝いているままだったから
現在62歳で、しかも末期がんを患っていると知ってとてもショックだった。
ドキュメンタリーの中で、彼女はトレードマークの金髪の
髪が抜けたり、痛みに苦しんだり、吐いたりする。
普通だったら、人に見せたくない姿である。
若くてきれいだったときのことだけ覚えていてほしいと
思うのが普通のような気がするが、彼女は違った。
彼女は自分の闘う姿をみんなに覚えていてほしかったのだ。

彼女は本当に勇気がある人だったのだなと思う。
仕事を一緒にした監督が言った。
彼女は素晴らしいリスク・テイカーでした。(リスクを取る人)

闘病のドキュメンタリーの中で彼女は言った。

「一日の終わりに自問するのです。
 私は今日一日、最善を尽くしただろうか、と。」

彼女は最期まであきらめなかった。
そして、闘い続けた。

ファラ・フォーセットは、現地時間の昨日、天に召された。

2009年6月21日日曜日

語学学習

もう10数年前の話。

初めて海外旅行に行った先は、イギリスとフランスだった。
4日間過ごしたイギリスで友人と別れた後、
私はフランスに一人で向かうことにした。
どうしてもパリに行ってみたかったのである。
電車でドーバーの港まで行き、そこから船に乗った。
船が港から離れていく時、ドーバーの有名な
石灰石でできた真っ白な崖を眺めていたのを覚えている。
その当時、イギリスとフランスを結ぶ海底トンネル(ユーロトンネル)は
なかったから、飛行機で行くか、船で行くしか手段がなかったのである。

フランスでは、私の大好きなバンド、The Stranglersの
ファンジンを出していたフランス人の男性F の家に泊めてもらうことになっていた。
彼とは何度か手紙のやり取りをしていただけだったが、私の願いを快諾してくれた。
パリ郊外の、高級住宅地に住んでいた彼には、
同棲中の彼女と、二人の娘がいた。
フランスではカップルが結婚しないケースが多い。
結婚しなくても、カップルやその子供たちは、結婚している人たちと
ほとんど同等の権利を与えられている。

上の娘は、その当時、3歳未満。下の子は生まれて数か月だった。
若いカップルは、当然、仕事と子育てでとても忙しそうだった。
翌日の夕方、Fと一緒に保育園に娘たちを迎えに行った。
3歳未満のオードリーはお父さんが迎えに来たのを見つけて
小走りで飛んできた。
とてもかわいらしくて、いっぱい話し掛けたかったが
私にはフランス語が話せなかった。

なんとかフランス語で繰り出した、Ou est Eve? (イブはどこ?)
という一言が、なんとか通じて、オードリーはなにかを言いながら、
保育所のとある部屋の方向を指さした。
あと、ウサギのぬいぐるみを指さして、
Qu'est-ce que c'est? (これは何ですか?)と聞くと
オードリーは、C'est un lapin. (これはウサギです。)と答えた。

日本に帰国して、フランス語を勉強し始めた。
またフランスに行ったら、オードリーにフランス語で話しかけたい、
そう思ったからである。
何か目標がないと、勉強が続かないと思ったので
フランス語検定の4級を受けることを当初の目標にした。
(フランス語検定は1~5級あり。)
数ヶ月後、4級を受験すると、合格した。
で、その次の年、3級を受験して、合格した。

フランス語はその昔、外交の場で用いられた公用語だった。
そのうち、英語にとってかわられたが、
フランス人はそれが今でもきっと悔しいのだろう。
フランス政府は国を挙げて、フランス語の普及に力を入れている。

フランス語検定に合格すると、東京と京都で開かれる式典に出席できた。
その式典には、東京の会場ではフランス大使が出席し
京都ではフランス領事館からフランス領事が出席して祝辞を述べた。
各級の成績優秀者上位3人が、フランス政府や、フランス企業から
プレゼントをもらっていた。
美しく包装され、リボンが掛けられた箱を、私は羨望の眼差しで眺めていた。
そのあと、立食パーティがあり、軽食と飲み物が用意されていた。

その後、2級を受験したかったが、2級は2次試験で面接があり
フランス語を全く会話する機会がなかった私には、かなり大変だと思えた。
(3級までは筆記と聞き取り試験のみ。)
その後、フランスに行かないまま、数年が過ぎた。
そして、私は3級の合格後、急にフランス語の勉強をやめてしまった。
あんなに一生懸命勉強し、単語や動詞の活用を覚え、文法をやったのに、である。
で、今の私のフランス語の実力はかなり初心者に近い。。。

去年、Gからフランス語の本を2冊もらった。
1冊は、なんとか読み終えた。
しかし、もう1冊を読もうとしたところ、まったく歯が立たなかった。
その本は、有名な作家の作品の一部を集めたものだったため
文学的な文章のためかかなり難しかった。
そして、思った、

もう一度、フランス語をやろう。

というわけで、最近は昼休みにフランス語を学んでいる。
語学学習の極意は毎日コツコツである。
もしかして、そのうち、仕事で役に立つかもしれない。
パリで試食販売とかあるかもしれないし。。。(?)

2009年6月14日日曜日

Fanfarlo

前働いていた会社で同僚だったIさんがFacebook上で紹介していた
Fanfarloというバンド。
なかなか面白い音楽性だと思ったので紹介します。

私は基本的にはロック好きで、アコースティックはほとんど聞かないのですが、
このFanfarloはアコースティックながら、とても力強い演奏で気に入りました。
下記のサイトでは、最新アルバムのReservoirのなかの数曲が聴けます。
是非試しに聞いてみてください。

7月4日までだったら、アルバムそのものを1ドルでダウンロードできるようです。
http://www.fanfarlo.com/

2009年6月10日水曜日

『大草原の小さな家』のローラ

子供のころ、テレビでやっていた『大草原の小さな家』をいつも見ていた。
特にお気に入りは、マイケル・ランドン演じるお父さんで、
頼もしくて、家族に対する愛情あふれるその姿は
私の中で、いつも理想のお父さんだった。

主役のローラは、そんな父さんややさしい母さんや
仲良しの姉妹に囲まれて、まっすぐに育っていく。
ローラ達は、いつも可愛い花柄のワンピースを着ていたのだが、
私にはそれがとても羨ましかったものだ。
子供の私にはそれが、時代的に昔のものとは分からず、
アメリカでは、女の子は皆あんな風な服を着ているのだと思っていた。
まさか、それが、100年以上も前の(19世紀末の)話だなんて知らなかった。

この間、何気なくNBCを見ていたら、そのローラを演じていた
メリッサ・ギルバートのインタビューがやっていた。
当然だが、あまりに容貌が変わっていて一瞬誰だか分らなかった。
でも、話す姿を見ていると少しだけ子供時代の面影を見てとれた。
ドラマ『大草原の小さな家』に関する自伝的な本を書いたようである。


余談だが、ドラマの中で、いつもローラに意地悪をしていた
ネリー役の女優さんはプライベートでは仲良しの友人なのだそうだ。

2009年6月7日日曜日

Squeeze !!

時計に眼をやる私。

おお、もう7時じゃん、
やばい、そろそろ帰って野菜の収穫しないと
泥棒が私の畑に忍び込んで野菜を盗んでいく。
それと、ウサコに餌やらないと!

最近、ペットのウサギを飼い始めた。
名前はウサコ。
餌をやり、体を洗い、遊んでやると楽しそうに笑う。
それと、畑で野菜を作っている。
種をまき、水をやり、雑草を抜き、虫がついたら殺虫剤をかける。
実がなれば収穫して店で野菜を売る。。。

というのは、Facebook の中でのこと。
Facebook とは、俗にいう、プロフサイトで
香港のマブダチに招待されてやり始めた。
他のプロフサイトのことはよく知らないけれど、
このFacebook は結構遊べる。
友達のアクティビティがよくわかるし、
友達と簡単に連絡が取れていい。
Facebook は世界的に広がっている。

知り合いで、私の好きな某バンドの元ギタリストの
友達リストを見ていて、ある名前を見つけた。
クリス・ディフォード。
クリスって、あのSqueeze のクリスでは???

Squeeze とは70年代から90年代後半にかけて
イギリスで活躍したポップ・バンドで、
90年代後半に発表した Domino という名アルバムを最後に
現在は活動を休止している。
Squeezeはポップでキャッチーな曲調が特徴でイギリスでヒットした。
クリスはバンドのギタリストで、グレン・ティルブルックとともに
バンドの中心メンバーであった。
Domino のリリース直後に二人が来日した時、
大阪にコンサートを観に行ったことがある。
もう10年も前のことになるのだなと思った。

今でも、時々、無性にSqueezeが聞きたくなるときがある。





<

恐る恐る、クリスにFriend Requestを出して、こう書いた。

「貴方はあのSqueezeのクリスですか?
 Squeeze 大好きです。
 私は10年前に来日したとき大阪でライブを見ました。」

翌日、Facebook をチェックすると、
クリスは私のRequest を受けいれてくれていた。

いぇーーーいーーーーー!(嬉)

2009年5月31日日曜日

スーザン・ボイル2位。。。



Britains Got Talent の決勝がおこなわれ、
例のSusan Boyleは、ダンスグループに次いで2位に終わったらしい。
なんだか、とっても残念。
彼女には優勝してほしいと願っていたので、とってもがっかりした。
やはり、メディアの過熱報道にかなり、プレッシャーが高まったのか。
2位に終わったけれど、彼女にレコード契約のオファーがくればいいな。

"I'm gonna make the audience look!"
私は彼女が言ったこの言葉を忘れない。
彼女の心意気を常に心に留めておこうと思う。

さて、Harry Potter and the Deathly Hollowsですが
昨日ようやく読み終わりました。

そうです。
愛だったんです。
Voldemortを倒したのは。

そして、勇気と信頼、自己犠牲。。。
そういった人間に備わっている高貴なものが邪悪さを滅ぼしたんです。
物語にはどんでん返しがあり、最後の最後までどきどきさせられましたが
ようやく、最後には悪が滅び、平和な世界がやってきて本当に良かった。
その平和とは、その戦いの過程で死んでいった人たち
(ドビー:House-elfを含め)の犠牲の上に成り立っているのです。

先週、昼休みにこの本を読んでいて、あるシーンで思わず涙ぐんでしました。
あるシーンとはPercy Weasleyが家族のもとに帰ってきたシーン。
思わず、家族の気持ちになって、嬉しくてうるうるしてしまいました。
それから、Draco Malfoyのお母さんがHarryを見て、
死んでいるって言ったシーンはかなり印象的でした。
読んでない人には意味がわかりませんよね。
映画ができたら是非見てみてくださいね。

2009年5月30日土曜日

How to make Miso 味噌の作り方

最近、どんどん人間が退化していっているのではないかと思う。

便利になって、何でも安価に手に入るため、時間と手間をかけて何かを作ったりしなくなった。
例えば、私が本当に小さなころ、母は私のワンピースを布で作ったり、編んだりしてくれたものだ。
専業主婦だったから、時間があったからだといえばそれまでだが、
その手間と時間を考えると、すごいと思う。
私が小さいということは、私たちの面倒をみなければならなかったはずだから。

祖母は美味しい味噌をいつも作っていて、
母はいつも彼女の手作りの味噌をもらって味噌汁を作ったものだった。
祖母は料理が上手な人だったが、私は特に彼女の巻き寿司が好きで
いつか巻き寿司の作り方を教えてもらおうと思っていたが、
結局、教えてもらわずじまいだった。

母の世代はもう味噌などつくらなくなり、
私の世代は味噌どころか、裁縫や編み物をしなくなっている。
こうやって文化や伝統は衰退していくのかと思うと
残念なことだなと思う。

将来、もしかして、外国のすんごいど田舎に住む可能性がある(かもしれない)。
日本食の食材が手に入るスーパーに行くのに10時間くらいかかるところ、
すなわち、日本食材を手に入れるのはほとんど不可能なところである。

そこで、思った。

日本食材が手に入らないんだったら、作っちゃえ!(?)

というわけで、今から作り方を学んでおけば、そういう場所にすむことになっても
作り方を思い出して、作ることができるはず。
本で作り方を読んでもなかなかピンとこないが、
映像で見たら、すんなりと頭に入ってくる。
今はYou Tubeで何でもビデオを見つけられる。
味噌の作り方のビデオも、検索したら、数種類出てきた。



作り方は大体以下のような手順である。

指でつぶせるくらいの固さまで大豆を煮る
大豆を潰す。
つぶした大豆に麹と塩を混ぜ合わす。
混ざったら、適当な大きさに丸めて
容器の壁に投げ入れる。これは空気を抜くためだ。
容器に入れて均したあと、表面に塩を一面にまぶす。
カビを最小限にとどめるためだ。
ラップをかぶせ、ふたをして、(重石を置き)
6か月寝かせる。。。
で、Voila!味噌の完成!

なんか、意外に簡単じゃん?
そう思いつつ、ふと思った。
その国が大豆を食べない文化の国だったら、
大豆そのものを手に入れるのは難しいのではないか?
でも、もっと大変なのは、麹を手に入れること。
てか、麹なんて、日本以外で手に入るのか?
むむ。。。次は麹の作り方を学ぶべき???

日本から味噌を送ってもらったほうが早いかも?

2009年5月25日月曜日

ビバ・ミラノ

先日、セミプロのバンドをやっている
イギリス人の知り合いがイタリアのミラノに行った。
現地でライブを行うのが目的である。
イタリアにもファンがいるなんて、すごい!
って、、、失礼?
このバンドの曲はちょっと暗めで、あまり好みではないのですが、
実は、彼、このバンドとは正反対の明るく単純明快な曲調の
バンドでもプレーしています。

ミラノに行くってのが、羨ましくて、
ちょうど、ミラノの映像を見つけたのでご紹介します。


ビデオに出てくるミラノのアーケードは、
私の大好きなソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの
『ひまわり』に出てきました。
悲しい結末の映画でしたが、どのような結果になろうとも、
人を愛するって、なんて素晴らしいのだろうって思いました。
なんてね。ぐふふふ。。。
新婚旅行は絶対イタリアに行くぞっ!

そうそう、前述の知り合いのミラノでのライブ映像を見つけました。
早速、YouTubeにアップされてました。
バンド名はInca Babiesです。

2009年5月23日土曜日

マイ・ブーム Harry Potter and the Deathly Hollows

ハリーポッターの最終章、Harry Potter and the Deathly Hollows が
発売されたのは2007年7月のことでした。
私は発売前から予約をして、Amazonで購入したのに、
最初の40ページほど読んで、その後ずっと放置していました。

最近、会社で食後の昼休みを利用して本を読んでいます。
先日、History of Romania を完読したので、
今度は何を読もうと思っていたところ、
部屋の片隅に置いてあった Harry Potter and the Deathly Hollow に
手招きされて(?)、また、続きを読み始めました。

最初の部分を読んでから早や2年近くの歳月が経過しているため
いまいち、思い出せない部分もありますが、
順調にようやく400ページを経過し、残りあと370ページほどです。
Harry がどのようにしてVoldemortと戦うのか、
そして勝利するのか、とても楽しみです。

今日、Harry Potter and the Half-Blood Prince の違うバージョンの
TrailerをMSNBCで見つけたのでアップします。
この6作目は7月に上映されます。
とても楽しみです。


2009年5月19日火曜日

Angels and Demons



週末は2日とも雨ふりでした。
2日続くとまるで梅雨のような錯覚に陥りました。
日曜日は、『天使と悪魔』を観に行ってきました。
映画館へは昨年末、『レッドクリフ1』を観に行って以来でした。
雨のためか、えらい混み様でびっくりしました。

実は私、あんなに話題になっていたにも関わらず、
『ダビンチコード』観てないんです。
『ダビンチコード』観てなくても楽しめるのか少し不安でしたけど
特に、続編ってわけではないようでした。
ただ、『ダビンチコード』のトム・ハンクス演じる主人公の大学教授が出ていました。
私としたことが、ユーアン・マクグレガーが出ているとは知りませんでした。
聖職者役を演じていましたが、何を演じても彼はかっこいいと再認識しました。

映画は、迫力のある画面と、最後まで気の抜けない大どんでん返しで、
なかなか面白かったです。
また、バチカンのプロトコールなどを知ることができて興味深かったです。
漁夫のリングとか、コンクラベとか。。。
やっぱり、イタリア、バチカンはどこを映しても絵になりますね。
イタリアに行きたいなぁ。。。

2009年5月17日日曜日

あうと・おぶ・しぇいぷ?の逆襲

この間、アパートで音がすると書いたら、
その翌日の早朝、空いてるはずの隣の部屋で明らかに人の気配が。
人がアパート内を動きまわる音。
そしてその後直ぐにその人の気配は掃除を開始した。
ベランダを水で洗い流す音。

ジャーッ、シャカシャカ。。。

えーーーい、うるさいっ!

しっかし。。。

なんで、朝の6時台に掃除をはじめなきゃなんないのよ!(怒)

まったく人の迷惑顧みず。
平日だったからまだマシだったものの、
それが土日だったら、確実に抗議してたところ。

そんなに早朝に掃除をはじめなきゃなんない理由を考えてみた。
その日、新しい人が引っ越して来るから、その前に掃除が必要だったとか?
でも、その後、人が引っ越して来た気配はない。
やっぱり、抗議しておくかな。。。

ところで、
この間、Gと話していたら、急に
「君は中年女性のように、体型が崩れている」なんて、
さりげなく、悪びれることなく、さらっと言われてしまった。
なにっ? あ、あうとおぶしぇいぷってか???
し、しっ、失礼な。。。
と、少し怒りを感じつつ、心のどこかでそれを事実認定する声が。。。

そうなんです。

ここのところ、ストレスで体に肉がついてきてしまって、
今まで生きてきた中で、一番ぽっちゃりしてます。
このままいくと、どんどんむちむちになっていく。
この辺で、ストップをかけないとやばいことになりそうな予感。

という訳で、
目標は夏にはビキニを着ること。(ホント?)
頑張るぞ!!


Dig Out Your Soul Trailer by Oasis

2009年5月11日月曜日

ぽるたーがいすと?


週末、母が泊まりに来た。
今のアパートに住み始めて2年経ったが、母が泊まりに来るのは初めてのことだった。
日曜の朝、母に尋ねた。

「昨日はよく眠れた?」

「それが、あまり眠れなかったわ。」

「え、どうして?」

「それが。。。」母は一瞬口ごもった。

「リビングやいろんな所で音が聞こえるから眠れなかったのよ。
 誰か居るのかと思って、見に行ったけど誰もいなかった。。。」

母は子供のころ、霊体験というか、不思議な経験をよくしたらしい。
それが成人すると、すっかり止まったという。
もともと、そういう体質の母がそう言うのだから一瞬、怖くなった。

「お父さんが付いてきたのかもね。」と、私。

「ほんと、そうかもしれないね。」と、母。

その音が2年前に他界した父のものだと思えば、少しも怖くはない。
そう思うことで、私は恐怖心を誤魔化した。

でも、そういえば、よく音がするな、と思うのである。

今は、隣の部屋は空いているから、以前よりも静かになっているはずである。
しかし、隣人が引っ越してから、神経が過敏になっているのか
ちょっとした物音が聞こえるようになったのかな?
そう思っていたのである。

考え始めると、どんどん想像が膨らんでいく。
もう、怖くて眠れない。。。

なんて云いながら、ベッドに横になったらすぐに眠れる私は
自分で思う以上に、図太い神経の持ち主なのかもしれない。

2009年5月1日金曜日

あと404日

しまった。。。

ああ、なぜ、気がつかなかったんだろう?

3月といえば、アメリカ出張があって、

それで頭がいっぱいだったのかもしれない。

それに、頭のどこかで南アフリカは危険すぎると思っていたのかもしれない。

いやはや、なんてこった!

ええ、来年行われます、ワールドカップは。。。


そう。

3月に第1回目のチケット販売があったのに

それを知らず、気がついたときには既に時遅し

もう販売が終了していた。。。

私としたことが、なんてこと! 

でも、明後日から第2回目のチケット販売が行われます。

Wish me luck!

2009年4月23日木曜日

ブラックアウト?

草なぎ君が公然わいせつ罪で現行犯逮捕された。

公共の場で裸になることは、一応、法律で禁止されているから
どちらかと云えば、やってはいけない悪いことなんだろう。
しかし、彼がやったことと言えば、ただ酒に酔って裸になっちゃっただけだ。
このニュースがトップニュースとして取り上げられること自体がそもそもありえない。
他にもっと重要なニュースはなかったのか???

夜9時のNHKニュースでは、アルコールを飲みすぎた彼の脳内で、
ある異変が起こったのではないかと推測していた。
大量のアルコールを飲むと脳の海馬という部分が影響を受けて、
健忘症を引き起こしたり、理性が飛んでしまったりするらしい。
その状態をブラックアウトと呼ぶらしい。

そういえば、1か月ほど前の話。
ある方においしいイタリアンの店に連れてってもらった。
私が赤ワインが好きだと知って、数種類のワインをボトルで注文してくれて
嬉しかった私はせっかくの好意だから頑張って飲もうなんて思って、
思わず飲みすぎたのだった。

翌朝、前の夜のことを思い出そうとしても、
部分的に思い出せないところがあった。
メインディッシュの肉が出てきたあたりから、記憶が怪しくなり、
次に思い出せるのは店を出るところ。
(デザートおいしかったのかどーか思いだせない!)
次は駅のプラットフォームの自販機でジュースを買ってもらったところ。
(よく切符を買ってホームに降りられたなぁ。。。)
次は、一緒に行った人が先に電車を降りて行くのを、バイバイと手を振って見送り
次は自分の住む最寄りの駅で電車を降りてタクシーに乗り、
(終点だというものの、ちゃんと電車を降りられたものだわ)
ちゃんと1020円払ってタクシーを降りたのだった。

実は上記の体験は一番最近のブラックアウトであり
以前から何度もブラックアウトを経験してます。(告白)

以前は酒に強いと言われたものだった。
そのせいか、自分でも酒に強いと思いこみ
思わず飲みすぎて記憶をなくしたものだ。
でも、いつもいい人たちと一緒に飲んでいたお陰で、
大きな事件につながったりしたことはありません。
振り返れば、今までいっぱい皆さんに迷惑をかけてきたなと思うのです。
それでも、いつも皆さんは暖かく見守ってくださったなぁ。

そんな訳で、草なぎ君の事件はとても人事とは思えません。
酒で失敗する人に一種の共感とも憐憫ともつかない感情を感じてしまうのです。
草なぎ君、頑張れ!!はやく復帰してね!

2009年4月17日金曜日

There is something about her ~ Susan Boyle


今、一番YOUTUBEで見られているビデオらしい。
スーザン・ボイル。(←見てみて!)
ブログ上にビデオを貼れないのが残念。

イギリスの Britains Got Talent 2009 という番組。
イギリスの各地で行われ、一般人が出てきて自分の芸(おもに歌)を披露して
3人の審査員から合格をもらうと、全国大会にに進めるというもの。
全国大会で勝ち抜くと、即、デビューにつながるのだ。
方式は、アメリカン・アイドルなんかと同じ。
審査員には、辛口、毒舌で有名なイギリス人
プロデューサーのサイモン・コーウェルがいる。
彼はいつもあまりにも正直に批判するものだから、怒り出す出演者もいるくらいだ。

スーザン・ボイルがステージに現れた時、
審査員を含め、会場の観客の反応は、
何、このオバサさん?よく、出てくるよ的なものだった。
はっきり言って、決して美しくない、ていうか、
頭はぼさぼさ、白髪交じり、太っているし、外見はパッとしない。
男性にキスされたこともないらしい。。。
スコットランドの片田舎から出てきた独身、無職。

意地悪くサイモンが年齢を聞く。
47歳と答え、腰を振るスーザンに、観客もあきれ顔。

「夢は?」と、サイモン。
「プロの歌手になりたい。」
「どうして今まで夢がかなってないんだい?」
「チャンスがなかったから。」
観客も、歌手になりたいだなんてよく言うよというように
完全に小馬鹿にして斜に構えて彼女の話を聞いていた。

そして、彼女の歌が始まった。。。。

彼女が歌い始めた途端、審査員と観客の表情が変わった。
観客が次々に立ち上がり、拍手をして声援を送る。
あの毒舌のサイモンさえも、歌が始まるとうっとりして聞いている。

歌い終わると、スーザンはたくさんの観客の前で歌えたことに
満足してステージを去ろうとする。
審査委員に呼び戻され、最高の称賛を与えられる。

なんていうか、すごくきれいな歌声なのだ。
天使の声、そういう人もいる。
私も思わず、8回くらい立て続けにビデオを見てしまった。
そして、思わず涙が出てきてしまった。
歌っている時の嬉しそうな表情!
すごいよ、スーザン、本当に感動した。

歌声も、素晴らしいけど、なんなのだろう、
思わず自分の身に置き換えて考えてしまった。
人生って面白い。
明日、どんなどんでん返しが起きるかもしれない。
突然、私やあなたの上に、天使が舞い降りてきて微笑んでくれるかもしれない。
そう、思った。

2009年4月10日金曜日

You made my day!


"Do you care about me?" I asked you a few days ago.

"Yes. I do."

You answered me right away without hesitation.

It was a very simple answer, but G, you made my day!

2009年4月5日日曜日

春満開

今日はよく晴れて暖かかったので桜を見に嵐山に行ってきました。
桜はとってもきれいに咲いていました。
でも、すごい人出で歩きにくかったのなんのって。。。






やっぱり春はいいですね。

2009年3月31日火曜日

La mer (海)





今日は写真のみ。
ひと時なごんでくださいまし。

2009年3月26日木曜日

What's the story Morning Glory?

3月24日は誕生日でした。
ワタクシ、数年前から誕生日には働かないと決めているのです。
でも、今年の誕生日はあまりの忙しさに
出勤するしかないかと思っていたんですが。。。
実は、会社を休んで、イギリスのロックバンド、Oasisのコンサートに行ってきました。

7時開演だったのですが、仕事が終わってからでは
どう計算しても間に合いそうになかったので、
思い切って会社を休んじゃいました。

しかし、会場は遠いっ。
そのうえに、広いのなんのって。。。
会場はオールスタンディング。
会場内は数ブロックに分けられていて、
観客を檻のようなフェンスの中に押し込めるものでした。
ふと気がつけば、自分たちが動物園の動物に思えてくるのでした(?)

しかも、チケットを取ったのが発売から1ヶ月後くらいだったので
私たちの檻(!)からステージは遠いこと!
メンバーは米粒くらいの大きさに見えました。
仕方なく、ツアー用に作成されたと思われる、
ステージ後方に映し出される映像を見ていました。

それでも、やはり、Oasisは最高でした。

曲の素晴らしさは言うに及ばず、演奏が上手かった。
私的には特に、Morning Glory, Slide AWay, The Masterplan, Supersonic,
The Shock of the Lightning, Stand By Me, Whatever などに
大変盛り上がりました。
改めて、Noel Gallagher は天才だと思ってしまいました。

普段はあまり歌詞の内容を考えたりしない私ですが、
Whatever をくちずさみながら、思わず涙が出てきました。
いつも仕事や恋なんかで不器用にもがいてる私に対する
Oasisからのメッセージのように聞こえたからです。


Whatever you do
Whatever you say
Yeah I know it's alright

(君が何をしても、何を言っても、そう、大丈夫!)


2009年3月15日日曜日

カリフォルニアの空



木曜日の夜、無事アメリカから帰ってきました。
自然食のEXPOは予想通りの大規模なものでした。
すごい数の展示ブース、だだっ広い会場。
本当に圧倒されました。
各ブース、いろいろと趣向を凝らしていて見ていて面白かったです。
時々、ちょっと寄ってサンプルもらったりして。。。

うちの会社のブースにも多くの方に寄っていただいて
当社の製品を試食していただきました。
昔は豆腐といえば、アメリカ人が嫌いな食べ物ナンバーワンだったそうで、
豆腐と聞いただけで、“No, thank you.”という人も結構いました。
でも、ほかの会社のとは全然違う味だよ、と言ったら
食べてくれるひともいました。

得難い経験をさせていただき、いろいろ勉強になりました。
体は疲れたけど、楽しかったです。
しっかし、、、カリフォルニアの空は青かった。。。









2009年2月25日水曜日

Anaheim

来週金曜日から3日間、アメリカのカリフォルニア州アナハイムというところで
自然食品のEXPOがあります。
ワタクシ、食品会社に勤めているのですが、
なんと、ウチの会社もEXPOに参加することになりました。
で、私も同行することに。。。
すごい大規模なEXPOなので、会場もすっごく広いみたいです。
迷子になりそう。。。

昨年のEXPOの様子を収めたビデオ
 ↓  ↓


EXPOの公式サイト

ウチの会社名を知ってる人はFLOOR PLAN → Exhbitor Search の画面で
Keyword にウチの会社名の前半分の部分をローマ字打ちで入力し、
SEARCHボタンを押してみてください。
そうすると、ウチの会社名がでてきますので、
会社名をクリックすると、短いですが、会社紹介が出てきます。
Map Itを押すとブースの位置が示されます。

ところで、EXPOの会場って、ディズニーランドと
道をはさんで真向かいのところにあります。
もちろん、行き(け)ませんけどね。。。

EXPOに向けて、少しずつ緊張してきました。
どうか、EXPO参加の成功を祈ってください。

2009年2月15日日曜日

ある晴れた日に

今週末は暖かかったですね~。
まるでもう春がきたかのようなお天気でした。

そんな晴れた日に、私といえば、引きこもり、
武術好きのGに付き合って3本も映画見ちゃいました。。。

1本目はIP MAN。
IP MANとは実在のカンフーのマスターで、かのブルース・リーの師匠だった人。
この映画はIP MANの人生を描いているのですが、
Gによると、クライマックスの日本人将校との対決は実話ではないらしいです。
主演のドニー・イェンは最近カンフー映画のスターとして
有名になってきたそうですね。
もちろん、知りませんでしたけど。。。

2本目はPRODIGAL SON。
これは結構古い映画(1982年)で、主演はなんと、
一昔前にカンフー映画で活躍したユン・ピョウですっ!
てか、知ってる人いるのかな???
裕福な家に生まれたカンフーマニアの放蕩息子(PRODIGAL SON)は
自分が町で一番強い男だと思っていた。
実は親が手をまわして、お金を払って彼が対戦する相手に
わざと負けてもらっていたのだった。
ところが、京劇の女形のマスターに出会って、初めて自分の実力を知り弟子入りする。
そして、マスターの厳しい教えに耐え、本物の実力を身につけていく、というお話。

上記2本で取り上げられているのは、詠春拳という流派のカンフーです。

G 「詠春拳ってのはもともと女性によって作られたって言われてるくらいだから
  君もやったらできるんじゃない?」

私 「。。。」

3本目はKURO-OBI(黒帯)。
これは日本の空手映画で、主人公の2人は役者ではなく、
本物の空手家が演じています。
世界中の人に胸を張って、これが日本の空手なんだと言えるような映画でした。
素人では決して撮れなかったすごいシーンの数々。
ほんと、見ごたえがありました。
しかし。。。強い男はかっこいいですね。。。
惚れぼれしました。。。



こちらKURO-OBIの公式ウエブサイトです。
是非、覗いてみてください。

2009年2月7日土曜日

ミラノのベッカム

「知ってる?カカがACミラン残留だって。」

先日、会社の食堂でサッカー好きのOさんが言った。

「おおっ、そうなんだ?」

「ベルルスコーニ首相が感激して、
 カカはお金ではなく名誉を取ったって言ったらしいよ。」

そう。 カカの移籍問題はイタリア国家を揺るがす一大事だったのである。。。

というわけではなく、
政界だけでなく、イタリアのメディアを牛耳る、
ベルルスコーニ氏はサッカークラブ、ACミランのオーナーなので、
その喜びも当然のことである。

報道によると、カカはイギリス・プレミアリーグのマンチェスター・シティから
巨額の移籍金と年棒がオファーされていたそうである。
この不景気、一体どこにそんなお金を持っている人がいるんだろうと思いきや、
マンチェスター・シティのオーナーはアラブ首長国連邦の投資グループらしい。
オイル・マネーか。。。

「そういえば、ベッカムも期限付きのローンでACミランでプレーしてるよね?」と、私。

「ベッカム?」Oさんは顔をしかめて言った。「ベッカムなんてどうでもいいよ。」

サッカー好きの男性からはすっかり嫌われているベッカムである。

ベッカムはLAギャラクシー所属であるが、1月から2ヶ月間の期限付きで
ACミランに貸し出されている。
3月の初めにはまたLAに帰る予定だったのだが、
ACミランでしょっぱなから立て続けに2ゴールを決めて、
(LAギャラクシーでは2年でたった5本のゴールだったのに。。。)
クラブ側もベッカムに興味を示し、
本人もACミランでこのままプレーしたくなったらしい。

ACミランはLAギャラクシーよりも低い年棒(5億円)を提示しているらしいが、
それでもベッカムはACミランへ移籍したいのだそうだ。



結局、ベッカムはアメリカでは色んな意味でしっくりこなかったんだろうな。
国民のサッカーに対する関心は低いし、何といっても
リーグのレベル自体が低いのだから本人にとってメリットはない。
そもそも、どうしてLAなんて行っちゃったんだろうか?
血迷ったのか?なんだったんだろう?

2009年2月1日日曜日

嗚呼、あめりか パート2

アメリカの大学に行った時、アメリカンヒストリーは必須授業だった。
アメリカの短い歴史を南北戦争までと、
南北戦争後からG.W.ブッシュ大統領就任までとに分けて
前期、後期として、どちらかを選択できるようになっていた。
私は、後期を選択した。

アメリカには歴史はない!と豪語していた私だが、
最初の試験で38点を取ってしまい、
焦って教授に会いに行ったりしたことがあった。。。

「どうしたら、いい点が取れるんでしょうか?」と、単刀直入に教授に尋ねた。

時々、昔のマドンナみたいな恰好(Gジャンに黒いスパッツ。。。)で
授業に現れることのあった女性教授は言った。

「そうね~、教科書の各章には年表があるでしょ。
 この各項目の起こった年号と、その内容を説明できるようにしたらどうかしら。」

なるほど! やってみます!

とは言ったものの、年表は詳細を極めていた。
小さな事件でも書かれていたため、年表を元に事件の詳細を調べて、
年号と内容を記憶するのは結構大変な作業だった。

また、一般教養では社会学を取った。
色々な社会問題を取り扱う授業だった。
時々、ゲストがやってきては自分の体験を語った。

人種差別がテーマの時には、授業には黒人の50代と40代の男性2人が
ゲストとしてやってきて、自分が受けた差別体験を語った。
いかに時代が変わってきているとはいえ、
やはりあらゆる面で根強い差別が存在すると言っていた。

アメリカンヒストリーや社会学では、当時のフイルムを見させられた。
どちらの授業で見たのか思い出せないが、
ある映像が私の中で強烈に残っている。

中学生くらいの数人の黒人の子供たちが、白人の通う学校に行き、
白人の親から自分の子供を黒人とともに勉強させたくないと
ボイコットに遭い、泣く泣く学校を後にする姿だった。
沿道には警察官や恐ろしい形相の白人が彼らに罵声を浴びせかけていた。

また、歴史的な平和の大行進に参加する黒人が、まるで、動物のように、
消防で使うようなすごい水圧の水を浴びせかけらられていた。
それは、立っていられないくらいの水圧だった。
それでも、彼らは屈することなく行進を続けるのだった。

そもそも、公民権運動はアラバマ州モンゴメリに住む
ローザ・パークスという一人の黒人女性がとった行動に端を発する。

アメリカ南部には、ジム・クロウ法(Jim Crow laws)と呼ばれる
人種分離法があった。
バスやレストランなど公共の場所で黒人は白人と同席できなかった。
バスの中でも白人席と黒人席に分けられていたが、中間の席には
白人がいない時には黒人も座ってよいことになっていた。

ある時、仕事を終えたローザがバスの中間席に座っていると白人が乗ってき始めた。
白人男性が彼女に席を立つように促したが、
彼女は「立ちません。」と答えてそのまま座り続けた。
この白人男性の通報により、ローザは市条例違反で逮捕された。
その逮捕に抗議したのは、キング牧師だった。
彼はモンゴメリの黒人にバスに乗るのをボイコットするように
呼びかけて、黒人はそれに応じた。
バスの乗客の70%は黒人だったため、
バスを運営する市は大きな打撃を受けたのだそうだ。

オバマが大統領になり、初の黒人大統領という観点から注目を集めたが、
今は肌の色とか、保守とかリベラルとか言っていられないほど
重大な問題が山積している時期である。
40万人の雇用を創出するとか、キューバのグアンタナモ基地を
閉鎖するとかは、口で言うほど簡単なことではない。

一昨日のニュースでは、オバマは、経済対策として打ち出す
公共工事に使用する鉄骨はアメリカの会社のものを使用すべきと発表したそうだ。
従来、自由貿易を標榜してきたアメリカの、保護主義ともとれる政策である。

日本人が惚れるオバマだが、果たして、彼と両想いになれるのか、
はたまた、片思いの末に、すごい振られ方をするのか、
なんとなく心配なような、楽しみなような。。。

(終わり)

2009年1月29日木曜日

嗚呼、あめりか パート1

オバマが大統領に就任して、1週間以上たった。
就任式の翌日、会社の廊下でアメリカ好きのKさんとすれ違った。

「とうとう、オバマが大統領になったな。」と、Kさん。
「うん。」と、私。
「オバマ、かっこよかったな。」
「ほんまやな。」
「オレ、まじヤバかったわ。。。」

オバマにヤバくなるKさんに、
ある意味ヤバさを感じて吹き出してしまった私であった。

「オレ、アメリカ人に生まれたかった。
 あんな、大統領のもとで暮したい。」

マジで???

そりゃ、某国のA首相に比べたら、雲泥の差はあるとはいえ、
そこまでオバマに惚れ込むとは、
どういった心理状態なのだろうと思ってしまう。
所詮、他国の大統領。
関係ないといえば、関係ない。

日本では大統領就任式を『生』で見るため、
深夜2時まで起きていた人が結構いたらしい。
また、オバマの演説を集めたCDが売れているという。
英語がわからなくても、感動するそうな。。。(ホント?)

そういえば、オバマは大統領選のディベートで、
答の深さ、知識の広さにおいて、
断然マケインに秀でていたとGは言っていたっけ。
そういった、頭のいい人が大統領になるのはいいことだと思う。

オバマは初の黒人大統領として、
「歴史を作った」なんて言われているけれど、どうなのか?
一般的なアフリカン・アメリカンとは生い立ちが全然違う。
父親はケニアからの留学生。母親は白人。
彼はシングルマザーの母親に白人として育てられた。
数世代前に先祖がアフリカから奴隷として
連れてこられた人たちとは一線を画すと思う。
数世代に渡って差別され、虐げられた思い出を受け継いでいないからだ。


大統領就任式ビデオ

(続く)

2009年1月24日土曜日

ビール・ゴーグル・エフェクト

まずは、次のビールのCMを見てほしい。



ビールゴーグル効果とは、
酔っぱらうとどんな女性でも美人にみえることを言うらしい。
まるでゴーグルをつけたときの見え方に似ているから
こういう名前がついたのだろう。
私は女性なので、そういう体験はない。
かっこいい人は少しかっこよさが増長されるかもしれないが、
そうでない人はそのままに見えるだけだ。

しかし、世界には色んな人がいるもので、
実際にこの効果を研究した研究者がいるらしい。
そして、下記の公式を作った。


An = アルコール消費量(ジョッキ数)
S = 場の煙の状態 (0-10であらわす。0は全く煙がない状態、10はとても煙たい状態)
L = 女性のいる場所の明るさ (1は真っ暗、150は通常の部屋の明るさ)
Vo = 視力(6/6は普通。6/12はやっと運転ができる程度)
d = 女性との距離 (メーター)

女性が美しく見えるのは、何も消費したビール量のせいだけではなく、
その場の暗さや煙草などによる煙の加減、それに視力も関係しているらしい。

この公式を使って算出した数値が1以下の場合、
このビールゴーグル効果とは無関係である。
すなわち、本当に女性が美しいということ。
1~50の場合、いつもは美しく見えないタイプの女性が少しましに見える。
51~100の場合、明らかにこの効果に翻弄されているそうだ。
100以上になると、不細工な女性がスーパーモデル並の美女に見えるとか。。。

これを読んでいる男性のみなさん、
次に酒場で美女を見たら、この公式にあてはめて計算して、
自分の目が確かかどうか確かめてみられたらいかがだろう?
ま、そもそも、そんなに落ち着いた行動が取れるくらいなら
ビールゴーグルエフェクトとは無関係なのだろうけど。

(ソース:BBC NEWS)

2009年1月11日日曜日

BUY ONE GET ONE FREE



BUY ONE GET ONE FREE とは、
1つ買えばもう1つただでもらえるという、
スーパーなどでよく見られる表現。
たいがいは食料品や衣料などだ。

ところが、それが車だったら?

ほとんど破たん状態のデトロイトの自動車メーカーであるが、
ディーラーもなんとか在庫をさばこうと苦労しているようである。

従業員と同じ価格(社内価格)で買えるのに加えて
$6000(約60万円)をお返しします、とか
SUV車を買ったら、$13,000(約130万円)相当のChevyをお付けします、とか
Dodgeのトラック2台を1台分の金額で買えます、など。

Hyundai に至っては、車を買った後に失業した場合、車を返品できるのだそうだ。。。

なんだか世も末だな、、、なんて思ってしまった。